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センターリング | 電動機(センターリング)記事一覧

 
センターリング(芯出)について説明します。
一般的な芯出基準として

1)芯のずれ0.025mm以下(ダイヤル数値:0.05mm以下)、面の傾き0.05mm以下
 高速回転機:芯のずれ0.015mm以下(ダイヤル数値:0.03mm以下)、面の傾き0.03mm以下
  

芯出作業手順


1)電動機のガタツキ、据わりを確認、ガタがあれば隙間のある足にライナーを挿入する
2)面間上下の調整、
 慣れてくれば、面周同時に調整できるようになるが、初めのうちは面間上下の傾きを修正後、周の修正を考える方がやりやすいだろう


芯出作業は、数値で計算して調整する方が効率的な作業が可能になる。
初めのうちは、勘で修正する方が早いと錯覚する者もいるが、それは勘違いである。
勘だけで芯出できるほど、芯出調整は簡単なものではない。

感覚的な作業が重要になるのは、計算通り数値が動かないときであるが、これは、熟練者でも困難な作業になる場合がある。(原因が特定できれば簡単)

勘だけに頼った作業は、偶然と必然の区別がつかなくなり将来的に危険性を含んでいる。
実際に0.01mmの寸法は日常生活では考えることもない数値なので、頭の切り替えが必要になる。

と書いてみたものの私自身若い頃は勘で手早く修正したほうが早いと勘違いしていた。
今となっては時効だと思っていますが・・・・
そんな私でも、様々な条件でのセンターリング作業を繰り返しているうちに、寸法を測って計算するほうが圧倒的に早く結果が出ることに気づいたのです。

それから、人に教えるようになって経験の浅いものが深夜までトライして芯が出せなかった機器を、翌日私が寸法を測って約2時間で終わらせたとき、お客様から「なぜ、昨日の人はできなかったのか?」と問われ、このようなモーターベース長より、面間距離が長いようなものは難しいのです。
と説明したが、お客様は「ソレは腕が悪いということではないですか?」と指摘され返答に困ってしまったことがありました。
このようなことを10年以上実績ある人たちのときでも経験したことがあります。

とにかく、なにが早いかといえば、最終的にセンターリング許容範囲に収まらないものを、最初にダイヤルを振ったときに判定できるのが一番わかり易いと思います。

まあ、信じるか信じないかはあなた次第ということでしょうか。

「ご安全に!!」





先ずは面間上下の調整

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