芯出 センターリング

芯出(センターリング)法を公開した理由:センターリング:電動機の点検整備

芯出(センターリング)法を公開いたしましたが、芯出(センターリング)法は社外秘扱いで指導しておりましたが、思うところがあり公開しました。:芯出(センターリング)法を公開した理由:センターリング:電動機の点検整備

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芯出(センターリング)法を公開した理由

芯出(センターリング)法は社外秘扱いで指導しておりましたが、結局公開したところで全ての者がそれを実用出来るものではないと考え思い切って公開してみました。

私としてはこれ以上簡単な計算法はないと確信していますが、それでも実用出来ないものが多数います。

そして、某一流メーカー指導員(契約社員)として海外を渡り歩いている方に当社の協力会社の一員として来て頂いたときのことを書いておきます。

某協力会社に数名の芯出(センターリング)要員二班を依頼し、二名編成で二班と重量物(といっても1t程度)班を当社社員2名で実施した現場でした。

数日間の出張で約20台の更新作業を行っていたのですが、電動機の取付け基礎ベースの状態があまり良くないため芯出(センターリング)作業が若干遅れぎみになっていました。

そんな中(同様の)計算法で芯出(センターリング)を行っている班はコンスタントに一定時間でこなしているのに、勘で行っている班はものによって早かったり遅かったりと、結局作業が遅れてしまいます。

そして、勘で行っている(経験35年以上)の班長が計算法を教えて欲しいということで、計算式を教えていましたが、結局実用出来ませんでした。

これらのことから、一般公開しても実用出来る人はごく一部だろうと思い、また、後進の方々に簡単で効果的な方法があり、それはベテランでもあまり知らないということを念頭に置いて技術を身に付けて欲しいと思ったからです。

雑文になってしまいましたが、思うところを書いておきます。

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